○ 新韓銀行日本法人「ＳＢＪ銀行」に内認可
－ 東京・大阪・福岡の3 支店譲り受け７月にも営業開始 －

1982 年に在日同胞の出資により本国に設立した新韓銀行が4 月末、日本の金融庁から日本現地法人「ＳＢＪ銀行」（Shinhan Bank Japan）の内認可を取得した。今後、同行の海外支店である東京・大阪・福岡3 支店の店舗・預金・貸出金などの全ての事業を譲り受け7 月中の開業を目指す。日本における外国系銀行としてはシティ銀行（2007 年7 月）に続き２番目となる。日本国内3 支店を基盤に、社員数も大幅に増員し支店網も拡大していく計画。現在の東京支店（東京都港区虎ノ門）が「ＳＢＪ銀行」の本店になる。今年3 月末現在、3 支店の総資産1546 億円、総預金759 億円、総貸出金1052億円で、親会社の新韓銀行が100％出資する資本金は200 億円が予定されている。新韓銀行本体（2008 年12 月期）は、連結総資産264 兆ウォン、総預金高126 兆ウォン、職員数は1 万人、営業店舗は1000 店を超し、韓国第2 位の都市銀行で、世界各国で海外支店進出のみならず、現地法人設立を展開している。