韓国の今年の経済自由指数順位は世界157カ国のうち41位だったと、ウォールストリートジャーナル(WSJ)が15日報じた。 昨年の順位(36位)に比べて5つ落ちた。
経済自由指数は、WSJが米ヘリティジ財団と国別経済自由度を評価して毎年発表している。
香港が昨年に続いて1位だった。 韓国とほぼ同じ順位の国はクウェート(39位)やウルグアイ(40位)など。
韓国は「企業活動の自由」(84.0)で比較的高い点数を得たが、「腐敗」(51.0)、「貿易の自由」(66.4)などでは低い評価を受けた。
同紙は、経済自由指数上位20カ国の1人当たりの国民所得は、21-40位の国に比べて2倍、下位20カ国に比べて5倍ほど高かった、と明らかにした。
経済自由指数は▽企業活動の自由▽通貨と財政の堅実性▽貿易の自由度▽政府の大きさ▽個人財産権の保護水準--などを指標化し、国別に点数をつけている。