韓国の大企業の職員らは、平均11.5年間会社に通っていることが、調査により分かった。就職サイト・サラムインが10日、金融監督院(金監院)に06年の事業報告書を提出した大企業82社を対象に調べたもの。
「45定」(サオジョン=45歳には定年、との意)という言葉が普遍化した時代にも、ポスコ(旧浦項製鉄)は勤続年数が19年で最も長かった。昨年の調査(18.1年、第2位)よりもさらに増えたもの。
勤続年数の上位10社には、4の銀行が含まれた。中小企業銀行(18.5年)、韓国スタンダードチャータード第一銀行(ジェイル、17.1年)、国民銀行(グクミン、16.8年)、ウリ銀行(16.4年)の順。
KT(旧韓国通信、18.6年)とKT&G(18.2年)、韓国電力公社(17.5年)など、かつてまたは現在の公企業も勤続年数が長かった。現代重工業(ヒョンデ、18.4年)と斗山インフラコア(ドゥサン、16.6年)も、勤続年数が長い。半面、電子業界は相対的に勤続年数が短かった。