韓国1000大企業の平均年齢25.6歳、残存率 75%

韓国1000大企業に入る企業の創立から現在までの歴史をあらわす企業平均年齢は 25.6歳、従業員数は1,437人と集計された。

大韓商工会議所が企業情報データベースであるコチァムビズに登録された 1000大企業の特徴を分析した結果、2006年末基準で、これら企業の平均年齢は 25.6歳で、これは 2002年対比1.08歳増加、従業員数も6.9% 増加したことが分かった。また、1000大企業の去年平均売上は4年前の9,270億ウォンと比べて28.6% 増加した1兆1,920億ウォンと調査された。純利益も2002年の570億ウォンに比べて38% 増えた799億ウォンを記録した。

一方 2002年以後 1000大企業に新しく進入した企業は、1000大企業に名を列ねるまで平均16年がかかった。また、1000大企業中、毎年10.5%に達する105社が1000大企業から脱落し、新規企業と入れ替わると分析された。

入れ替わりが頻繁な業種は不動産・賃貸業、事業サービス業、 卸・小売業。

電気、ガス及び水道業(100%)、運輸業(87.1%)、建設業(85.9%)の残存率が相対的に高い反面、不動産・賃貸業(15%)、事業サービス業(70.5%)、卸・小売業(70.8%) などの残存率は低く、全体の平均残存率は 75%と集計された。大韓商工会議所の関係者は “これら業種が他の業種に比べて景気に敏感で、競争が熾烈だから”と説明した。

1000大企業の全体売上高で占める上位企業の割合は、少し低くなった。去年1000大企業の全体売上高の中で、上位10社の占める割合は 21.7%、上位50社は50.4%を記録し、2002年の25.1%、53%に比べて小幅減少した。

その他、有価証券上場企業数は2002年395社に比べて11.1% 減少した351社だったが、コスダック上場企業の数は18.5% 増加した77社と集計された。

1000大企業を規模別で分類すると、従業員1,000人以上の企業が29.8%で一番多かった。続いて300人未満(28.6%)、500名以上~1000人未満(26.4%)、300名以上~500人未満(15.2%)の分布を見せた。

また 1000大企業の業種別分布では製造業が51.5%と1位を占めた。続いて卸売・小売業(13%)、建設業(9.1%)、金融業(9.1%)、事業サービス業(4.5%) などの順だった。

地域別分布ではソウルが53.7%を記録し、他の地域に比べて圧倒的に多く、京幾(14.1%)、慶南(5.3%)、釜山(4.2%)、慶北(4.1%) などの順だった。

1000大企業の中で、1位は5年連続でサムスン電子。1000位には企業は半導体製造機械を作る韓国アルバックが名前をあげた。

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