ダイムラークライスラー、韓国輸入車市場で初めて5位に

アメリカ自動車メーカが不振を続けている中で、ダイムラークライスラーが韓国国内市場で善戦している。

韓国輸入車協会(KAIDA)によれば、ダイムラークライスラーは7月一ヶ月間、404台を販売してアウディを追い抜き、ブランド順位4位となったと発表した。

BMW、Honda、Lexus、ベンツなど、ヨーロッパと日本のメーカの間で米国車がおさめた唯一な善戦といえる。 このようなクライスラーの成功要因として、徹底的な現地化と「アメリカ車ぽい」というイメージの脱する果敢な革新の推進が上げられる。

クライスラーコリアは、去年攻撃的ながらも重厚なデザインの300Cを発売し、ヨーロッパのプレミアムブランドに比べて価格は安いが、デザインの高級さではそれに衰えない良い米国車にポジショニングした。

またディーゼルモデルとガソリンモデルを両方販売し、多様な消費者攻略にも力をつくした。一般的に米国車メーカがディーゼルモデル生産には力を入れなかったこととは全く違う様相だ。マーケティングもまたディーゼルの方により比重を置いて進行させた。

その結果 300Cは、ディーゼルにだけが月70台を超える販売成果をおさめたし、ガソリンモデルも良好な水準である月50余台が売れている。「排気量と車体が大きく、燃費が悪くて騷音がひどい車」というこれまでの米国車のイメージを脱したといえる。

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