仁川空港就航航空会社の代表機構である航空社運営委員会と仁川国際空港公社が航空社再配置に合議した。
これによって2008年6月、第2段階空港拡張事業完了に合わせて航空会社が再配置される来年の7月から大韓航空及び大韓航空のアライアンス航空各社はターミナル東側のチェックインカウンターを利用することとなる。
またアシアナ航空及びアシアナのアライアンス航空各社は、ターミナル西側チェックインカウンターを、その他の外国航空各社はターミナル中央チェックインカウンターをそれぞれ使うことになる。
搭乗ゲートの場合、ターミナル東側は大韓航空、西側はアシアナ航空が、新たに建設される搭乗棟は外国航空社が主に利用する。また航空会社のラウンジと事務室なども変更されるチェックインカウンターの近くに移転される。
外国航空会社の利用客は、ターミナルでチェックインし、出国審査を終えてからターミナル中央のプラットホームより2分間隔で往復する無人列車に乗って搭乗棟へと移動することとなる。
仁川国際空港公社は、航空会社再配置計画によって事務室やラウンジを移転しなければならない航空会社には、以前後貸賃料などを減額して施設移転による費用負担を減らしていく方針。
これまで仁川空港就航の外国航空各社から、韓国の航空会社だけに有利な配置を推進していると批判されてきたが、今回の合意で第2段階搭乗棟竣工に合わせて再配置が行なわれる見込みだ。
仁川空港関係者は “旅客の移動動線と航空社の業務動線を最適化して旅客と航空社の便宜を最大化するため、再配置を推進することとなった”とし、”韓国籍の航空会社が東側に偏重されている現行の非效率性と不便が相当部分解消できる”と説明した。