日本経済新聞社が16日まとめた夏のボーナス調査の最終集計(3日時点)によると、前年比の伸び率は昨夏に比べ1.08ポイント高い2.52%となった。
電機、自動車がけん引役となり、バブル期以来の5年連続の増加となった。各社は固定費増につながる賃上げを抑制しつつ好業績にボーナスで報いる姿勢。
ただ鉄鋼業界が5年ぶりのマイナスになるなど業績動向を反映して業種間などで明暗も出ている。
今回の集計企業数は790社で、平均支給額(加重平均)は過去最高の83万7036円。伸び率は5月時点の中間集計(247社、3.05%)より0.53ポイント低下した。