1月の輸出は統計上大幅に増加したものの、実際は小幅の減少との見方が提起された。
韓国開発研究院(KDI)は9日、月間経済動向報告書で、「1月の輸出が昨年同期比21.4%増加したが、これは昨年1月には旧正月の連休があったからだ」と分析した。一方、今年は2月に旧正月連休があることから、2月も輸出の増加が伸び悩むということになる。
さらにKDIは旧正月の影響を排除するため、操業日数基準で1日の平均輸出額を計算すると昨年10月以降徐々に縮小していると分析している。1日平均の輸出額は昨年10月に13億7000万ドル(約1667億円)を記録した後、11月には12億8000万ドル(約1557億円)に減少し、12月には13億ドル(約1581億円)とやや増加したが、1月は11億8000万ドル(約1435億円)と再び大幅に減少した。
また、昨年1月の連休前(1日から20日)までの輸出増加率は20%だったが、今年は同期間で9%の増加にとどまっている。