りそなグループのりそな銀行は、インド最大の国営商業銀行のインドステイト銀行、韓国大手銀行の韓国外換銀行とそれぞれ業務協力協定を結んだ。17日からインドや韓国へ進出するりそなの国内取引先を両銀行に取り次ぎ、現地で融資が受けられるようにする。りそなが顧客として抱える中堅・中小企業の海外進出や事業拡大を支援する狙いだ。

日本の大手銀行とインドステイト銀が顧客への融資紹介で手を組むのは初めて。韓国外換銀とは三井住友銀行が日本国内でのＡＴＭ利用について、福岡銀行が情報交換などでそれぞれ業務提携した実績がある。(