■韓国総合指数(5月12日)/1445.20(前日比19.50ポイント安)
■コスダック指数(5月12日)/686.01(前日比3.96ポイント安)
12日の韓国総合株価指数は大幅反発。インフレ懸念再燃を背景とした米株安を嫌気し、先物主導で幅広く売られ、総合株価指数は前日比19.50ポイント(1.33%)安の1445.20で今週の取引を終えた。売買代金は3兆6605億ウォン、売買高は2億5317万株。値上がり銘柄数は262、値下がり銘柄数は299、変わらずは57だった。
弱気マインドが支配的となったこの日の市場は、機関投資家と外国人投資家が売り越しとなり一時1430ポイントを割った。時価総額上位銘柄が軒並み安かったなか造船株の上げが目立ち、現代重工業、サムスン重工業が上昇。営業損益で赤字を計上した双龍車は売られた。このところ上昇が目立っていた現代商船も10%以上の下げとなった。
ハイテク株中心のコスダック(KOSDAQ)指数は反落。前日のナスダックが大幅安となったことを嫌気し、一時680ポイントを割ったものの、後場下げ幅を縮め前日比3.96ポイント(0.57%)安の686.01で今週の取引を終えた。