米国を訪問している盧武鉉(ノ・ムヒョン)韓国大統領とブッシュ米国大統領は15日朝(日本時間)ホワイトハウスで初の会談を行い、北朝鮮の核問題をめぐり「平和的解決」を目指す方針で一致した。しかし、具体策についての発表までには至っていない模様。
両首脳はホワイトハウスの大統領執務室で約30分間の会談後、二人で中庭に姿を見せた。ブッシュ氏は核問題について「私は平和的に解決するための努力を継続すると確約した」と明言。盧氏は「非常に短時間で順調に合意した」と語った。
米政府高官は「盧大統領から北への武力行使の考えは放棄してくれ、という要請はなかった」述べた。そして、韓国側に改めて「北朝鮮の脅しには屈しない」との米国の姿勢を明らかにした。