東京韓商の2008年「新春名刺交換会」が1月30日に、都内の都ホテル東京で、盛大に開催された。
会場には韓日角界からの来賓、東京韓商をはじめとする各同胞団体役員、韓商連役員ら合わせて、200人を超える人が参加した。
呉賛益会長は挨拶で、「東京韓商の念願であったビル購入が適い、ビルの所有により財政的な基盤が確立し、発展的な経済団体としての礎ができた。今後は、ソウルの大韓商工会との連携を深めていきたい」と新年の抱負を語った。
鄭進民団中央本部団長は「本年は大韓民国建国60周年を迎える年であり、また韓日観光交流年の年であります。また、李明博大統領当選者の就任によって、韓日交流の活発化が期待され、現在の在日の経済環境は厳しい状態にありますが、活性化に最大限努力したい」と述べるとともに「念願である参政権の獲得」を強調した。
内閣官房副長官の岩城光英参議院議員は、「共生社会と韓日友好」を強調される祝辞をのべた。
崔鐘太韓商連会長は、呉賛益東京韓商会長の実行力を称えると共に、新たに発足されたレジャー産業健全化推進協会に触れ「パチンコ店の約7割が在日経営者であり、今後、閉鎖に追い込まれる店舗が増えると予想される中で、在日の基幹産業である遊技業界の活性化を図る目的で設立された。先日は泉公安委員長や元首相の森(喜朗)さんにも陳情をしたが、一番感激したのは李明博次期大統領にお会いした折に、協会の活動に協力するから頑張ってくれという言葉を頂いたこと」と在日同胞の事業にも配慮する大統領当選者の一面を紹介し、在日基幹事業の再生を強調した。
つづいて崔益雄東京韓商名誉会長の音頭で乾杯、会食に移り食事を楽しみながらお互いに新年のあいさつを交わし談笑し合った。この日の名刺交換会では、会食の合間にコリア民俗芸音団「風花」が韓国の伝統音楽と舞踊を披露、拍手喝采を浴びた。