韓商連遊技委員会（徐正一委員長）は、東京（６月１６日）と大阪（７月１８日）で、「全国ホール経営者戦略セミナー」を開催した。東京セミナーでは１００人、大阪セミナーでは１６０人余りの遊技業関係者らが参加した。

講師を務めた山岸善幸氏（ダイコク電気産業）は、遊技業の現状と業績推移から今後の予測を具体的な資料を提示しながら解説した。

今回の法令の改正（完全５号機時代）により射幸性がはるかに落ちる５号機へ機種を切り替えなければならない業界は新たな対策を求められていると指摘した山岸氏は、今後の戦略として「①営業利益上昇への転換、②低射幸性遊技機における活用効率の向上、③ファンへの遊技価値を向上させる遊技環境の構築の重要性」を強調した。