5 月から10 月まで開催される上海国際博覧会(上海万博)には192 カ国が参加、国・地域・国際機関等を含めると万博史上最多の246 を数える。その中でも「韓国館」は人気パビリオンの一つだ。一日平均3 万人を超える入場者で、6 月末時点で早や200万人を突破した。中国館・日本館・サウジアラビア館などアジア各国のパビリオンがあるAゾーンに位置する韓国館は総面積7683 平方m(敷地面積6,160m)、で地上約20m の3 階建て。外観はハングルピクセルとアートピクセルで装飾して大韓民国の主体性を表現し、4万2 千個のLED照明をハングルピクセルの下に設置して光の中に浮いているような大韓民国を演出している。韓国館は『技術と文化が融合された未来都市の演出及び韓中友好交流増進』をコンセプトの核心に位置づけ「魅力的な都市、多彩な生活」をテーマに[SmilingStreet(微笑み通り)][韓食広報館][Culture(文化)][Humanity( 人間性)][Technology( テクノロジー)][韓中友好交流館]などの各ゾーンに分かれて紹介されており、タッチスクリーンやウォータースクリーン設備、さらに3D映像施設など各ゾーン毎に来場者に驚きと感激・喜びを感じて頂く内容で大きな関心を集めている。またDゾーンには三星電子、現代自動車、ポスコなど12 社が協同でパビリオン「韓国企業連合館」を開館している。テーマは「エコ都市・エコ生活(Green City, Green Life)」で外観は波のような建築物で人と自然環境、都市文明との相互依存・発展の関係を表現している。入場者も6 月中旬で100 万人を突破するなど「韓国館」と並んで人気パビリオンの一つだ。一日3 回降らせる人工雪「雪の景色」や未来都市の自動化住宅と先端交通システムを体験でき人気を集めている。