当会議所(一般社団法人在日韓国商工会議所と在日韓国商工会議所)は5月27日、「統合一般社団法人在日韓国商工会議所出帆総会」を韓国大使館で開いた。全国の地方韓商が参加した統合総会は、来賓に韓国大使館の柳興洙大使や在外同胞財団の曺圭瀅理事長、民団中央本部の呉公太団長らを迎えて開会し、両韓商連の会長が共同議長に就き進行された。
総会は、正会員総数177人中165人(委任状含む)が出席し成立。議案採択では、「経過報告並びに統合定款案承認の件」、「会費並びに賛助金案承認の件」、「2016年度の事業計画案・予算案承認の件」、そして「役員選出の件」がそれぞれ審議された。
その後、新執行部の発表が行われた。会長には共同代表の金光一氏が就任。統合後の4年間は、金光一氏と朴義淳氏による共同代表制により運営される。副会長、常任理事、そして常任顧問の発表も行われた。
金光一代表理事会長は、「さまざまな課題はあるが、これから何をしなければならないのか考え、地方韓商の意見を聞きながらひとつにまとまっていく」と述べた。そして、「我々は民団の傘下団体としてこれからしっかりと頑張っていく。地方韓商の皆さん、力を合わせて韓商連を発展させていこうではありませんか」と呼びかけた。
(写真左より)統合韓商連の朴義淳代表理事、(統合前)在日韓国商工会議所の洪采植会長、(統合前)一般社団法人在日韓国商工会議所の朴忠弘会長、統合韓商連の金光一代表理事会長