兵庫韓商の宋玉植会長(マキウラ鋼業㈱代表)が、第39 回「商工の日」記念式典(3/21)で大韓民国「産業褒章」を受章した事を受け去る4 月18 日、神戸市内で受章祝賀会(呼掛け人:兵庫韓商副会長団)が開催された。
宋玉植兵庫会長が代表を務めるマキウラ鋼業㈱は、宋玉植会長の父・宋相玉氏(薪浦茂樹)が1952 年に製鋼原料問屋「薪浦商店」として創業後、1972 年に法人化、宋玉植氏は1980 年に代表取締役に就任し現在に至っている。国内主要取引先には、ヤマトスチール、JFE 条鋼、新日本製鐵、神戸製鋼所等、韓国のPOSCO、現代製鉄、東部製鉄、世亜BE スチール等とも取引を行っている。
兵庫韓商には1990 年から入会し理事・常任理事・副会長職などの要職を歴任し2008 年から会長職を務めている。今般、事業経営を通じて産業振興並びに韓日両国の経済交流など国家産業の発展に貢献した功績により「産業褒章」の栄誉に浴された。
受章祝賀会には、金永俊駐神戸韓国総領事、辛在鉉同副総領事、朴鍾眞同領事、趙美玉神戸韓国教育院長、崔鐘太本会名誉会長(兵庫常任顧問)、車得龍民団兵庫団長、林茂男同監察委員長、李慶子婦人会兵庫会長、羅未華青年会兵庫副会長や近畿産業信組、SBJ 銀行神戸支店からの来賓をはじめ兵庫韓商・青商メンバーなど約70 名が参加した。
祝賀会では、呼掛け人を代表して朴康夫兵庫副会長の挨拶に続き、金永俊総領事、崔鐘太名誉会長、車得龍団長から氏の功績を称える祝辞が述べられた。その後、記念品や花束贈呈に続き宋玉植会長が挨拶を行ない、祝賀会を催した兵庫韓商メンバーと来賓各位への御礼とともに「先代の創業から60 年にわたり社員・取引先・業者に支えられ、また韓商組織とメンバーとの出会い・友情を育ませて頂き感謝申し上げます」「今回の受章は、今後も商工活動並びに韓商活動を通じて、同胞社会と地域社会の発展、そして韓国の経済発展に一層精進しろということだと受けとめており、これからも微力ながら参与・尽力させて頂きたい」と述べた。続いて宋玉植会長と親交の深い金埈兌監事から乾杯の音頭により歓談に入り、和気あいあいとした雰囲気の中、参加者各々が宋玉植兵庫会長の栄誉を祝うとともに親睦を深めた。最後に辛輝浩副会長が閉会辞を行い祝賀会を終えた。
写真:来賓・兵庫メンバーが宋玉植兵庫会長の「産業褒章」を祝った