神戸市−仁川市・大邱市訪問事業開催


神戸市は昨年、仁川広域市と「姉妹都市提携」、大邱広域市と「親善協力都市提携」を締結した。その1周年を記念して11月3日から6日にかけて「仁川市姉妹都市提携・大邱市親善協力都市提携」1周年記念訪問事業を開催した。韓国訪問に際しては神戸空港発着の国際チャーター便を利用、同空港から韓国訪問は初めてのこと。
兵庫韓商では、昨年、「神戸空港活用のための要望活動」を国土交通省・民主党に求めており、今般の訪問事業に際してもその立場から積極的に参与した。
訪問団には、矢田立郎神戸市長(団長)、大橋忠晴神戸商議所会頭(副団長)、安井俊彦神戸市議長(代表顧問)をはじめ、吉田謙治日韓友好神戸市会議員連盟会長、寺崎正俊兵庫県日韓親善協会長、坊武弘神戸市観光・ホテル旅館協会長など各界から全体で170名が参加。在日サイドからも、車得龍民団兵庫団長、宋玉植兵庫韓商会長、李慶子婦人会兵庫会長など約30名が参加した。
訪問事業では、表敬訪問団による仁川市並びに大邱市市長・議会表敬訪問のほか、仁川市にある経済自由地域や開港場等の視察、大邱市にある韓医薬博物館や西門市場等の視察、また神戸市合唱団と仁川市・大邱市合唱団による合同コンサート、仁川・大邱市長主催の記念レセプション等が行われた。11月5日の全体交流会には、柳明桓前外交通商部長官(本会議所諮問委員)や崔鐘太名誉会長も参加されるなど参加者間の懇親を深めた。

写真:表敬訪問団が大邱市長を表敬訪問。握手する矢田立郎神戸市長(前列左から4人目)と金範鎰大邱市長

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