去る7月20日、兵庫韓国商工会議所の主催で兵庫韓商の歴代会長でもある崔鐘太在日韓商会長(現、名誉会長)が、今年5月に2期6年の任期を満了し退任された事を受け、「在日韓国商工会議所 第8代崔鐘太会長慰労会」をANAクラウンプラザ神戸で開催した。
当日は韓国サイド来賓には、今年5月から赴任された申珏秀駐日大使、金碩基駐大阪総領事、金永俊駐神戸総領事、金昌植民団中央監察委員長、余玉善婦人会中央会長、梁龍雄在日韓国人本国投資協会長、兪台植近畿産業信組副会長などが参席、日本サイドからは矢田立郎神戸市長、金澤和夫兵庫県副知事(知事代理)、松岡広隆衆院議員、釜谷研造日韓親善兵庫県会議員連盟会長、安井俊彦神戸市会議長など多数が参席した。韓商サイドからは、崔鐘太執行部時に諮問委員を務めた孔魯明元外交通商部長官、李廷武元建設交通部長官、柳明桓前外交通商部長官、芦・勝治元警察大学校長(現、新日本製鐵顧問)、在日・地方韓商からも朴忠弘在日韓商会長、高英寛大阪会長、朴義淳京都会長、金定男福島会長、朴清浩宮城会長など総勢280名が参加して盛大に開催した。
慰労会では、開会後に崔鐘太執行部6年間の歩みダイジェスト版をDVD上映し、改めて崔鐘太会長の功績を振り返った。続いて宋玉植会長から主催挨拶があり、6年間のリーダーシップを労うとともに「これからも我々兵庫メンバー一同、良き同志・友人として、在日社会ひいては韓日両国の発展に向けて在日商工人の立場から共に歩みましょう」と述べた。続いて、申珏秀駐日大使、井戸敏三兵庫県知事(代読)、矢田立郎神戸市長、朴忠弘韓商会長から祝辞を頂戴した。その後、崔鐘太名誉会長が謝辞を行ない「6年間にわたる多くのご支援、そしてご来賓からの身に余るお言葉、さらにこの会を催して頂いた兵庫の友人に対し感謝の気持ちで一杯です。今後も微力では・りますが、在日経済基盤の発展、ひいては在日同胞社会、そして21 世紀の成熟した韓日両国のパートナーシップ増進に向けて、尽力させて頂きたいと考えております」力強く述べた。
続いて車得龍民団兵庫団長からの乾杯音頭により歓談に入った。歓談では孔魯明元外交通商部長官、釜谷研造日韓親善兵庫県議連会長、安井俊彦神戸市会長から改めて祝辞を頂戴するとともに、タレントの岩本恭生さんの物まねショーや韓国国民的歌手・太珍児(テ・ジナ)さんの歌謡ショーを満喫するとともに、和気あいあいとした雰囲気の中、参加者各々が崔鐘太名誉会長への慰労と親睦を深めた。。