韓国伝統の濁り酒「マッコリ」などを製造する麹醇堂は25日、仁川国際空港にオープンしたシンガポール航空のラウンジに缶入りのマッコリ「麹醇堂米マッコリ」と「iCing」を納入すると明らかにした。ファーストクラスやビジネスクラスの乗客や同航空会員に無料で提供される。マッコリが外国航空会社のラウンジに入店するのは初めて。
「麹醇堂米マッコリ」は製造日から1年間保管でき、韓国を訪れる外国人観光客から人気を集めている。「iCing」は熱帯果樹を使用した低度数のマッコリで、若者から支持を得ている。
麹醇堂のマッコリは2009年10月、アシアナ航空の日本路線の機内食として採用された。今は同航空の全路線の全クラスに提供されている。