飲料市場でも韓流 日本の売上高は2年で倍


海外の飲料市場で韓国製品が人気を博している。韓国農水産食品流通公社(aT)によると、昨年1年間の韓国飲料の輸出額は前年比22.6%増の2億2600万ドル(205億4600万円)だった。年間の輸出額が2億ドルを突破したのは初めて。

最大の輸出国は米国で輸出額は5000万ドル。アロエ飲料の人気が非常に高いという。中南米からの移住者が好むアロエ飲料は、炭酸飲料から果汁飲料にシフトしつつある白人の間でも人気が高まっている。

対日輸出は3200万ドルで、2010年(1500万ドル)に比べ2倍以上になった。東日本大震災でミネラルウォーターなどの輸出が急増し、韓国飲料に対する知名度が高まったことが要因。人気グループ・KARAがCM出演する「紅酢」や「とうもろこしひげ茶」も好調を後押しした。

3位は中国で前年比45.0%増の3100万ドルを記録した。「バナナ味牛乳」の人気が高いという。

2600万ドルを輸出したロシアでは、乳性炭酸飲料「ミルキス」が全体の半分以上を占めるという。

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