韓国電力、エクアドル水力発電開発事業を展開

韓国電力公社は11日、エクアドル電力・再生可能エネルギー省とエクアドル水力発電事業開発に関する了解覚書(MOU)を締結したと明らかにした。石油などさまざまな鉱物資源とともに、アンデス山脈の豊かな水資源を持つエクアドルの水力発電開発を含め火力、送電・配電など電力分野での相互協力に向けたものと説明した。
同社は現在、エクアドル政府に27万キロワット規模のVilladora水力開発事業提案書を提出しているほか、32万キロワット級のMinas水力開発事業への参入も進めている。

金双秀(キム・サンス)社長は、このMOU締結を機にエクアドル水力発電開発事業への参入を拡大し、ホンジュラス、チリ、ペルーなど中南米の水力発電市場進出を本格化するなど、南米水力発電事業進出への足がかりを築くことができたと述べている。

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