日本車の韓国市場での人気が上昇し、販売実績5位以内への進入が秒読み段階を迎えている。韓国メーカーである現代自動車、起亜自動車、ルノー・サムスン、ゼネラルモーターズ(GM)大宇に続き、ホンダがトップ5入りを果たそうとしている。
ホンダ・コリアは今年6月に1354台を販売し、韓国国内メーカー5位の双竜自動車(1902台)を激しい勢いで追い上げている。また、ホンダは自動車メーカーの収益性や競争力の尺度となる「モデル別の販売台数」で、すでに双竜自動車を追い抜いたことが分かった。
ホンダはアコードの単一車種で今年6月に753台を販売し、双竜自動車の車種別販売1位のチェアマンW(745台)を追い抜いた。
ホンダの関係者は7日、「アコードは今年に入って激しい供給不足に見舞われたが、最近米国市場の販売が減ったため、日本で組み立て米国に輸出していた分を、韓国に回すことができた。このおかげで販売が伸びた」と話した。
従って、年内にアコードの単一車種で月1000台、ホンダ全体としては輸入車初の月2000台の販売も射程圏内におさめるようになった。