東京韓国商工会議所は、2月9日創立60周年記念祝賀会を都内のホテル（帝国ホテル東京）で開催した。

当日は、駐日本国大韓民国大使館から金智民公使参事官をはじめ、日韓親善協会中央会の河村建夫会長、日韓議員連盟の武田良太幹事長（自民党）、河西宏一衆議院議員（公明党）、海江田万里衆議院議員（立憲民主党）、手塚仁雄衆議院議員（立憲民主党）、民団中央本部の呂健二団長、民団東京本部の李壽源団長、一般社団法人 在日韓国商工会議所の金芳秀会長と各地方韓国商工会議所の会長ら、、世界韓人貿易協会（OKTA）東京支会の宋仙和会長、あすか信用組合の金哲也理事長、SBJ銀行の金載玟副社長、東京韓国青年商工会の金勇振会長など来賓及び東京韓商会員等約300人が参加した。

東京韓商の役員たち

第1部の式典の開会の挨拶に立った東京韓商の金淳次会長は、「13代会長として、このような大変意義深い日を迎えられた事をとても嬉しく思う。歴代会長らから学んできたことを活かし、東京韓国商工会議所の発展に繋げていく」と抱負を語った。

また金会長は「3年間続いたコロナ不況やロシア・ウクライナ戦争による物価高などで我々を取り巻く経済環境は依然として厳しい状況」とし「こういう問題の解決するために、東京韓国商工会も思いきりアクセルを踏み、他の機関と協力して一緒に前進していく」と語った。

挨拶する金淳次東京韓商会長

その後、歴代会長への受賞式があり、髙琫鉉7代会長、兪在根8代会長、崔益雄9代会長には感謝牌が、11代金光一会長には特別功労牌、そして12代張永軾会長には功労牌が贈られた。

授賞式後は来賓及び東京韓商の役員、約20人で鏡開きを披露し、髙琫鉉常任顧問の乾杯の音頭で第2部のご歓談の時間が始まった。第3部ではコロッケ氏、金島昭夫氏、SONG氏の3名の芸能公演で会場の雰囲気は最高の盛り上がりを見せた。

祝辞を述べる在日韓商の金芳秀会長

閉会の辞で東京韓商の李玉順副会長は「韓国では『人生は60歳から』という諺がある」とし、第2の人生は還暦を迎えた60歳からという意味で東京韓国商工会議所もこれから100周年、そしてその先まで更なる躍進を遂げたいと力強い意気込みを語り、約3時間半にわたる記念祝賀会を締めくくった。