ポスコ 「4月中に鉄鋼製品を値上げ」

ポスコが、予定通り4月中に鉄鋼製品を値上げする、と強調した。

尹錫万(ユン・ソクマン)社長は25日、ソウル大峙洞(テチドン)ポスコセンターで開かれたポスコ青岩財団授賞式の後、「海外の有煙炭および鉄鉱石業者との価格交渉が終わらなくても、来月中の鉄鋼製品の値上げは避けられない」と明らかにした。

ポスコは先月、鉄鉱石を供給するブラジル・バーレ社と65%アップの価格で契約したのに続き、現在、オーストラリアのBHPビリトン、リオ・ティント社と交渉中だ。 海外鉱山業者は製鉄用有煙炭について最高200%の値上げを要求しているという。

尹社長は「海外の原料供給業者は交渉が遅れても、引き上げられた価格を遡及適用できるが、われわれはそうはいかない」とし「価格交渉が終わるまで値上げを見送った場合、値上げ幅があまりにも大きくなり、市場の歪曲現象が生じる可能性もある」と強調した。 値上げ幅については「まだ確定していない」と語った。

ポスコの熱延鋼板は現在1トン58万ウォン(約5万8000円)。 最近の国際原資材価格の上昇幅を勘案した場合、熱延鋼板は1トン70万ウォンを超える可能性があると、鉄鋼業界は予想している。

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