三星電子、世界携帯電話市場で2位に浮上

三星(サムスン)電子が携帯電話の売上高と販売量でモトローラを抜いた。これを受け、三星電子は世界携帯電話市場でノキアに次ぐ第2位になった。

関連業界によると、昨年モトローラの携帯電話の売上高は前年比33%減の190億ドルとなり、三星電子(208億3700万ドル)を下回った。

収益の格差はもっと開いた。三星電子は前年比22%増の22億5900ドルの営業利益を記録したが、モトローラは12億ドルの営業損失を計上した。

年間販売量も三星電子がモトローラを初めて上回った。三星電子は昨年1億6110万台を販売したが、モトローラは1億5900万台にとどまった。

モトローラ最高経営責任者(CEO)のグレッグ・ブラウン氏は24日の実績発表後、「携帯電話の回復にはやや時間がかかりそうだ」と悲観的な見方を示した。

一方、三星電子は「プレミアム市場を重視し、中・低価格市場を適切に攻略していく戦略が功を奏した」と説明した。

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