現代車、中・大型ディーゼルまでエンジン技術独自開発

韓国の現代自動車が独自の技術で中・大型級商用ディーゼルエンジン開発に成功した。 これを受け、現代車はガソリンエンジンだけでなくディーゼルエンジンでも、小型から大型にいたるまであらゆる種類のエンジン生産技術を保有することになった。

現代車は17日、全羅北道(チョンラブクド)全州(チョンジュ)工場で会社関係者200人余が出席した中、‘新型商用エンジン発表会’を開き、新しいディーゼルエンジンのFエンジン(4L級)、Gエンジン(6L級)、Hエンジン(10L級)3種類を公開した。

エンジン開発のため現代車は39カ月間、6000億ウォンを投資した。 これらエンジンは全州工場で生産されるトラックとバスに搭載される。 現代車はその間、日本の三菱から中・大型エンジンの技術提供を受けてきた。

現代車は「従来のモデルに比べて動力が最大29%向上し、油類費をエンジン別に年間60万-300万ウォン(約7万-36万円)節減できる」と説明した。 またこれらの製品は来年から適用されるユーロ4排気ガス基準を満たす。 新型エンジンを搭載した車は来月から販売される。

現代車は新型エンジン開発を受け、商用車の販売を今年の6万台から2012年には10万台に増やすという目標を立てた。 2009年には大型バス「ユニバース」を日本に輸出する計画だ。 このため国内商用車では初めて東京モーターショーに出品し、「ユニバース」を展示する。

李在允(イ・ジェユン)常務は「日本製のバスに比べて品質は劣らないが、価格は30%ほど安くなる」と自信を表した。

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