辛格浩(シン・キョクホ)ロッテグループ会長の娘が、韓国の飲食料系列会社ロッテフレッシュデリカの株式を大量取得し、3大株主になった。
韓国のロッテフレッシュデリカ側は7日、辛会長の娘の辛英子(シン・ヨンジャ)氏(65、ロッテショッピング副社長)とユミ氏(23)が同社の株式をそれぞれ35万株(9.31%)ずつ保有することになった、と公示した。
2人の持ち株比率はロッテホテル(27.13%)、湖南石油化学(27.13%)に次いで3番目となる。 グループ側は、ロッテとともに同社に共同投資した日本の三井物産などが投資から撤収したため2人が株式を保有することになった、と説明した。
ロッテフレッシュデリカは、韓国で三角おにぎり・サンドイッチなどコンビニエンスストアに供給する加工食品を生産している会社。
辛副社長は4月に10万株を取得したのに続き、今回25万株を追加で取得、ユミ氏は35万株を今回初めて保有することになった。
2人が取得したロッテフレッシュデリカの株式は1株当たり2467ウォンで計算され、計14億8000万ウォン余となる。