8月の新車販売、17カ月連続減・トヨタ、日産はプラスに

自動車業界団体が3日まとめた8月の新車販売台数(軽自動車含む)は前年同月比3.3%減の34万7307台だった。17カ月連続で前年実績を下回ったが、トヨタ自動車や日産自動車は前年同月比プラスに転じた。

排気量660cc超(登録車)の乗用車が26カ月ぶりにプラスに転じるなど、ブランドや車種によっては底打ちの兆しも出てきた。

日本自動車販売協会連合会(自販連)によると、登録車販売は1.9%減の22万7737台と、26カ月連続で前年割れとなった。商用車が軒並み2ケタ減になったものの、乗用車は0.8%増となった。

7月の新潟県中越沖地震で供給が滞っていた受注分が上乗せされたほか、各社が6月末以降に新型車を相次ぎ投入した効果が出ている。

求人・就職