世界市場で1位となった韓国製品の数は少し増え、その品目も多様になったことが分かった。しかし中国など競争国の追い討ちが激しくなるにつれ、いわゆる「サンドイッチ現象」は深刻になっている。これを克服するためには、世界輸出市場で圧倒的優位を発揮できる競争力を持った品目を発掘・育成に力を注がなければならないと専門家は指摘する。
韓国貿易協会国際貿易院がまとめた「2005年世界輸出シェア1位品目と変動要因調査」 報告書によると、2005年世界輸出市場でシェアNo. 1に輝いた韓国産製品の数は59個。2002年66個、2003年61個、2004年58個の減少傾向から久しぶりに反転した。
1位品目は、かき、窒酸・黄窒酸、ベンゼン、合成フィラメント、冷蔵庫、洗濯機など多様だ。1位の製品が一番多かった国は中国(958個)。韓国は59個で去年と同じく世界17位を記録した。
特に韓国が1位となった製品に関しては、中国、日本、アメリカなどの追い討ちが激しくなっており、いわゆる「サンドイッチ現象」が益々進展していることが分かった。