ソウル駅前の大宇センタービル(大宇建設所有)が外資係投資会社モーガンスタンリー不動産ファンドに、国内ビル取引最高額の9,600億ウォンに売却された。
大宇建設は9日、ソウル中区南大門路に位置する大宇センタービルの売却契約をモーガンスタンリー不動産ファンドと9,600億ウォンに締結したと明らかにした。
売却条件には大宇センタービルのリモデリング工事を大宇建設が施工し、今後2年間大宇建設がビルの全階に対する賃貸借契約を代行することを含んでいる。
今回の売却代金9,600億ウォンには、約 2千億ウォンに達すると推算される改善補修費用は除外されており、これに関しては今後別途協議を進める方針だ。
大宇建設は先月11日、大宇センタービルに対する公開入札を実施し、買収意向を示した5社中、モーガンスタンリー不動産ファンドを優先交渉対象と決めていた。
大宇建設は今回のビル売却を通じて確保された資金を、年内に資本構造合理化と債務償還などの方法で株価を扶養し、大宇建設の核心事業強化のための投資財源として活用する計画だと明らかにした。
大宇センタービルは地下2階、地上23階、面積132,560㎡の規模で、1977年6月に完工された。大宇建設はモーガンスタンリー不動産ファンドとの2年間の賃貸契約が終れば、来年末に完成される錦湖アシアナグループ第2ビルに移転する予定だ。