アルバックなど製造装置大手、液晶パネルから太陽電池シフト

アルバックや米アプライド・マテリアルズなど液晶パネル製造装置の大手メーカーが、太陽電池の製造装置事業を一斉に強化している。

太陽電池は環境問題を背景に世界的に市場が拡大しており、製造装置の需要も急伸している。

液晶と太陽電池の製造工程は共通点が多く、技術を転用しやすいため、装置各社は激戦区の液晶に次ぐ収益源として「環境シフト」を急ぐ。

太陽電池の2006年の世界市場は前年比43%増の約25億ワット(生産量ベース)。ここ数年、4割を超す伸びを続け、今後も急成長が見込まれる。1位シャープ、2位Qセルズ(ドイツ)、3位京セラなど日欧企業がシェア上位を占めるが、台湾やインド企業の新規参入も増えている。

求人・就職