三井物産、病院支援事業に参入・共同購入で経費削減

三井物産は今秋、病院の経営支援事業に参入する。

病院を会員組織化して注射器など医療材料の注文量をまとめることで、個別で買うより割安で購入できるよう支援する。

診療報酬の抑制で病院経営は厳しさを増しているが、病院経営が安定すれば患者サービスの向上にも役立つ。大手商社は相次ぎ病院向け事業を強化しており、先行する三菱商事などを追撃する。

事業主体となる新会社「三井物産メディカルアソシエイツ」(東京・千代田)を設立した。出資比率は三井物産が95%、鴻池メディカル(東京・中央)が5%。

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