5月の消費支出、2人以上の世帯で5カ月連続増加

総務省が29日発表した5月の2人以上の世帯の家計調査によると、1世帯あたりの消費支出は29万3231円だった。

物価変動の影響を除いた実質で前年同月比で0.4%増え、5カ月連続のプラス。総務省は「個人消費は明るさを取り戻し、最近は底堅さが出てきた」とみている。

内訳をみると、国内パック旅行、インターネット接続料など「教養娯楽」関連の支出が前年同月比4.5%増と高い伸び。アクセサリーをはじめとする諸雑費、保健医療サービスの支出も増えている。

5月は気温が高い日が多かったため、夏物関連消費で活発な動きがみられたのも特徴。エアコンなどの冷暖房用器具は前年同月比34.9%増。食料では飲料、衣服ではシャツ・セーター類の支出がそれぞれ増えた。

求人・就職