羽田—上海便、10月就航・日中、日帰り圏拡大

東京・羽田空港と中国・上海の市街地に隣接する虹橋空港を結ぶチャーター便の運航が今年10月8日にも始まることが25日決まった。

中国経済の中心地として多くの日本企業が進出している上海が東京から日帰りで行ける出張圏に入ることになり、人の往来が一段と活発になりそうだ。

チャーター便の10月運航開始は、冬柴鉄三国土交通相と中国の楊国慶民用航空総局副局長が25日午前、北京で会談し合意した。日中の航空会社が毎日2便ずつの計4便運航することでも一致した。

東京―上海間には現在、成田空港と上海・浦東国際空港を結ぶ定期便(飛行時間約3時間)が就航している。現在でも無理をすれば東京からの日帰り出張は可能だが、上海での滞在時間が極めて短くなってしまう。

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