韓国のサムスン電子は、米国で携帯音楽プレーヤーなどに使われるフラッシュメモリー(電気的に一括消去・再書き込み可能なメモリー)の生産を始めると発表した。
35億ドル(約4300億円)を投じて新工場を建設。下半期から量産する。米アップルなど大口顧客が多い米国市場の需要拡大に対応する。
サムスン電子がフラッシュメモリーを米国で生産するのは初めて。
フラッシュメモリーはアップルの「iPod」など携帯音楽プレーヤーの普及に伴い、需要が急拡大。
アップルが月末に発売する携帯電話機「iフォン」にも搭載され、需要のさらなる拡大が見込まれることから、米国で現地生産し、安定供給体制を整える。