韓国、米国産牛肉の輸入検疫を中断

韓国農林省は4日、米国産牛肉の輸入検疫を中断したことを明らかにした。5月下旬に輸入した米国産牛肉に、韓国では認められていない骨付き牛肉が混入していたためで、米国から混入の経緯や再発防止策について説明があるまで、検疫は再開しない方針だ。

5月25日に輸入した米国産牛肉15.2トンのうち2箱(53キログラム)から骨付き牛肉が見つかり、米側に照会したところ、同日と翌日の2日間に韓国に届いた牛肉66トンが韓国輸出用ではなく、米国内市場向けの牛肉だったことが確認。今回輸入した牛肉は韓国向け輸出用との証明書付きにもかかわらず米国内向けの牛肉が出荷された。

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