韓国のワイブロ(携帯インターネット)、地上波マルチメディア放送(DMB)など、いわゆる「実感型」デジタル・コンバージョンスの技術が世界最高のレベルであることが分かった。
科学技術部の革新本部と韓国科学技術企画評価院が24日伝えたところによると、「未来国家有望技術21」に含まれている21の技術分野を対象に技術レベルを評価したところ、ワイブロなど「実感型」デジタル・コンバージョンスの技術が世界最高の技術と同じレベルだったとのこと。
調査結果によると、調査対象となった21の技術のうち、核融合技術の場合、世界最高の技術の73.7%まで近接しており、ユビキタス、社会基盤の構築・管理技術も71.0%まで至っている。また、「感性型」文化コンテンツの場合は世界最高技術の67.4%のレベルに到達しており、超高性能コンピュータの技術は60.0%、再生医学技術は67.2%、ナノ高機能性素材の技術は69.1%、知識と情報保安技術は69.1%などのレベルだった。
これら諸技術は世界最高の技術に3~5年しか遅れておらず、近く世界最高の技術に到達できるものと見込まれた。「未来国家有望技術」全体のレベルは世界最高レベルの64.7%に至っており、日本の84.4%よりはやや劣るものの、中国の52.8%よりは11.9%も優位に立っている。米国の技術レベルは99.6%だった。