日本のみずほ銀行が、包括的経営を目的に新韓金融持ち株会社に100億円を出資する計画であると、日本経済新聞が10日付で報じた。
日本の大手銀行が韓国の大手銀行の株式を取得するのは今回が初めて。
みずほ銀行は、アジア市場をにらみ韓国企業とビジネスの橋頭堡を築く狙いで、韓国の大手銀行の新韓金融持ち株会社および韓国産業銀行とそれぞれ業務提携を締結したと同紙は伝えた。
業務提携の範囲はシンジケート・ローン、派生商品開発など主要投資銀行業務だ。
みずほ銀行は、韓国銀行2位の新韓銀行を保有する新韓金融持ち株会社に100億円出資するほか、新韓金融持ち株会社の発行済み株式1%の取得を決定した。また、産業銀行とも9月末まで事業パートナーシップを締結する展望だ。
みずほ銀行は、みずほ金融グループの子会社。みずほ金融グループは政府が投入した公的資金を7月に完済し、アジア市場への積極的な投資計画を明らかにしていた。