日本のハイブリッドカー、ついに韓国上陸

韓国国内の自動車輸入会社がトヨタのハイブリッドカー(ガソリンエンジンと電気モーターを搭載することで燃料節約を狙った自動車)の4モデルを相次いで販売し、環境配慮型の韓国の自動車市場の攻略に乗り出した。

これとは反対に韓国の自動車メーカーは最近、2009年までハイブリッドカーの発売開始を延期すると明らかにした状況だ。次世代の環境配慮型自動車のうち、重要な地位を占めるとみられるハイブリッドカー市場は、しばらくは日本メーカーの独壇場となる見通しで、韓国メーカーは対応策作りに追われている。

RX400hなど4モデルを一気に販売

韓国トヨタ自動車は来月20日から「レクサス RX400h」を販売することにし、来月16日には大々的な新車発表会を行う。

正規代理店ではない自動車輸入会社であるソンウモータースも米国から輸入したトヨタのプリウス、カムリ、ハイランダー(日本名クルーガー)のハイブリッド車3モデルを販売すると27日、発表した。

ソンウモータースは京畿道盆唐に展示場をオープンし、来月から一般客を対象に3モデルの展示および試乗会を行う予定だ。

韓国メーカーの場合、ハイブリッドカーは現代自動車が政府に試験用として納めているものの、一般向けの販売は行っていない。

燃費だけではなく加速面でも優秀

レクサス RX400hはレクサスの人気モデルである「RX350」のハイブリッドモデルだ。セダンに比べるとやや重いが、燃費は一般のガソリン小型車のセダン並みだ。

停止状態から加速し、時速100キロまでにかかる時間はわずか7秒と、加速時の性能にも優れている。トヨタ自動車側は「愛好会などを中心に頻繁に試乗会を行う計画」としている。

プリウスはトヨタの代表的なハイブリッドモデルで、燃費は実に25キロを誇っている。しかし、一部の専門家は「燃費は改善されたものの、それに比べて値段が高すぎるため、大衆化までは実際には5~10年かかるだろう」と指摘している。

ソンウモータースのカン・ミンギュ社長は「環境配慮型モデルに対する関心が高まっているため、販売は増えるものと確信する」とし、「韓国国内の需要を見守った後、米国から日本産のハイブリッドカーを大量輸入する案も検討している」と話している。

韓国メーカーの量産は当分先の話

ハイブリッドカーは米国市場だけでも昨年1年間に8万3153台が売れ、市場はわずか5年で10倍にも膨らんだ。今年は28万台が売れるとみられ、1年でさらに約3倍に拡大する見通しだ。

トヨタが正規・非正規の輸入業者を通じて韓国市場の攻略を強化しているのは、現代自動車など韓国車をけん制するためだ。ハイブリッドカーは初期発展過程にあるため、価格補助や公共機関の購入など政府の支援を必要としている。

そのため、韓国市場で韓国産ハイブリッドカーだけを単独販売すれば、韓国政府の補助金の支払いは韓国車メーカーに集中されるが、トヨタが先に販売を始める場合、政府の補助金は日本車の輸入モデルの販売拡大に使用されるため、長期的には韓国産ハイブリッドカーの大量生産がさらに先送りされる可能性がある。

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