企業の資本効率を示す株主資本利益率(ROE)が向上している。2006年3月期の上場企業のROEは9.2%と、前の期から1.5ポイント上昇し、過去20年で最高だった。国内景気の回復などによる収益増に加え、余裕がある株主資本を配当や自社株買いで積極的に株主配分したためだ。
金融・新興3市場を除く3月期決算の全国上場企業を対象に、前期の純利益を株主資本で割って集計した。ROEの上昇は4期連続で、1986年3月期の8.9%を上回る水準になった。
企業の資本効率を示す株主資本利益率(ROE)が向上している。2006年3月期の上場企業のROEは9.2%と、前の期から1.5ポイント上昇し、過去20年で最高だった。国内景気の回復などによる収益増に加え、余裕がある株主資本を配当や自社株買いで積極的に株主配分したためだ。
金融・新興3市場を除く3月期決算の全国上場企業を対象に、前期の純利益を株主資本で割って集計した。ROEの上昇は4期連続で、1986年3月期の8.9%を上回る水準になった。