サムスン MWCでタブレット型端末の自信作公開へ


サムスン電子は24日、スペイン・バルセロナで25日に開幕する携帯電話見本市「モバイル・ワールド・コングレス(MWC)」でタブレット型端末「ギャラクシーノート8.0」を公開すると明らかにした。

8インチの液晶パネル(LCD)画面にスタイラスペンが付いている。10インチ画面だった「ギャラクシーノート10.1」と比べ、重量は約半分の338グラム。厚さも1ミリ薄い7.95ミリとなった。

「ギャラクシーノート10.1」は1.4ギガヘルツ(GHz)のデュアルコアプロセッサーを搭載していたが、1.6ギガヘルツのクアッドコアプロセッサーとなった。基本ソフト(OS)は米グーグルのアンドロイド4.1.2「ジェリービーン」だという。バッテリーは4600mAhの大容量。

申宗均(シン・ジョンギュン)IT・モバイル担当社長は「携帯性を高めると同時に大画面も追求した革新製品。この製品を中心にタブレット型端末市場をリードする」と自信を示した。

一方、LG電子はスマートフォン(多機能携帯電話)「Optimus(オプティマス)」の4シリーズ・9製品を出展する。

目玉は「オプティマスG Pro」。解像度はフルハイビジョン(HD)級の1920×1080でピクセル密度は400ppi。

ほかに5インチ画面の「オプティマスVu(ビュー)」や高速無線通信「LTE」の普及型機「オプティマスF」、角が直角のデザインを強調した「オプティマスL」などのシリーズを展示する。

LTEで世界最高クラスの技術を持つ同社は、関連中核特許100個でつくった展示物も公開する計画だ。

求人・就職