現代自動車と起亜自動車が昨年12月に欧州市場での販売台数が増加し、両社のシェアが過去最高を記録したことが20日、分かった。
自動車業界によると、現代自の販売台数は前年同月比9.3%増の3万4460台だった。起亜自は同6.0%増の2万4412台。
両社の欧州市場でのシェアは過去最高の7.0%に達した。独フォルクスワーゲン(23.8%)、仏プジョー・シトロエン・グループ(PSA、10.9%)、仏ルノー(9.1%)、独BMW(7.9%)、米ゼネラルモーターズ(7.7%)に次いで6位となった。欧州市場で伝統的に強い米フォード・モーター(6.5%)、伊フィアット(6.0%)より上位だった。
ただ、販売台数はフォルクスワーゲンが同14.5%減少したほか、PSAが同18.8%減、ルノーが同19.4%減と振るわなかった。また、GMが同27.0%、フォードが27.3%、それぞれ減少し、米メーカーも不振が深刻だった。
トヨタ自動車(マイナス20.9%)、日産自動車(マイナス12.9%)、ホンダ(マイナス6.7%)、スズキ(マイナス27.6%)など、日本のメーカーも振るわなかった。