【写真】第4回韓国・ブラジル経済協力委員会合同会議
韓国の全国経済人連合会(全経連)は22日、ブラジルの全国産業連盟(CNI)と同国サンパウロで21日に第4回韓国・ブラジル経済協力委員会合同会議を開いたことを明らかにした。
委員会の開催は、ソウルでの前回会議から7年ぶり。双方は経済協力の拡大と交流活性化に向け、委員会を毎年開催することを決めた。来年はソウルで開催する。これらの内容を盛り込んだ共同宣言文も採択した。
鄭俊陽(チョン・ジュンヤン)韓国側委員長は開会のあいさつで、「韓国においてブラジルは中南米最大の貿易先で、韓国企業にとって最も重要な協力パートナーの一つ」と述べた。ただ、貿易拡大の勢いほどにはビジネスリーダー間の協力が進んでいないと指摘した。
ブラジル進出の韓国企業数は2007年の約30社から昨年は150社に増え、貿易額も63億ドル(約5048億円)から180億ドルに拡大した。
全経連関係者は「先進国市場が飽和状態に達しているだけに、韓国経済の持続的な発展に向け新市場の開拓が切実」とし、ブラジルの重要性を強調した。