仁川空港鉄道は全線開通後、利用者119%増


写真:仁川空港鉄道

仁川国際空港鉄道の利用客がソウル駅と金浦空港駅を結ぶ第2期区間の開通後、倍以上に増えた。

コレール(韓国鉄道公社)空港鉄道が18日に明らかにしたところによると、先月29日の第2期区間開通から20日目を迎えた17日現在、1日の平均利用客は5万9600人余りと集計された。昨年の第1期区間利用客は1日平均2万7200人余りで、119%増加したことになる。

利用客が最も多かったのは、開通初日の先月29日で、6万7500人余りだった。最も少なかったのは今月1日の3万8300人だが、昨年1月1日の平均値より1万人以上多い。

冬休みが終わる2月中旬以降、第2期区間のデジタルメディアシティー駅や弘大入口駅を中心に通学客が増えれば、1日の利用客は7万人台に達すると見込まれる。

一方、第2期区間の開通とともに運営が始まったソウル駅の都心空港ターミナルの利用客は、1日平均167人と集計された。

空港鉄道関係者は、「午前早くにホテルをチェックアウトする日本人観光客が、都心空港ターミナルで搭乗手続きを済ませて荷物を預け、都心観光を楽しんでいる姿が多く見られる」と話す。

地方から高速鉄道(KTX)でソウル駅に到着し、そのまま都心空港ターミナルを利用する旅行者も増えた。KTXと空港鉄道直通列車乗車券をあわせて購入する「空港鉄道・コレール相互発売サービス」利用件数は1日平均150件で、当初の100件余りから増加している。

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