ハイニックス、業界最速1Gb・GDDR5開発

ハイニックス半導体は23日、データ処理速度が業界最速の7ギガビット毎秒(Gbps)を誇る容量1ギガビット(Gb)のグラフィック・ダブル・データ・レート5(GDDR5)DRAM(記憶保持動作が必要な随時書き込み読み出しメモリー)の開発に成功したことを明らかにした。来年上半期(1~6月)に量産を開始する予定。

同製品は54ナノメートル(ナノは10億分の1)のプロセス技術を採用し、従来の1GbグラフィックDRAMのデータ処理速度(5Gpbs)を40%以上向上させた。また、1.35ボルトの低電力での作動も可能で、ゲーム用パソコンやグラフィックカードなど高性能の情報技術(IT)製品に最適という。

同社は昨年11月に66ナノ技術を用いた1GbのGDDR5を開発しており、今回の54ナノ世代の技術の1Gb・GDDR5の開発で、超高速・大容量・小型化が求められるグラフィックDRAM市場をリードする競争力を備えたとしている。

市場調査会社のマーキュリー・リサーチによると、GDDR5製品がパソコン用グラフィックDRAM市場に占める比率は、来年の19%から2010年までに36%に成長する見通し。聯合ニュースなどが伝えた。

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