コニカミノルタ、国立科学館にプラネタリウム

コニカミノルタプラネタリウム(本社・大阪市)は17日、果川市(京畿道)にこのほど開館した韓国最大規模の科学館「国立果川科学館」に、最新の光学式プラネタリウムと最新全天周デジタル映像システムの完全統合型プラネタリウム「ジェミニスター3」を納入したと発表した。

同科学館のプラネタリウム施設は、273人を収容できる25メートルドームを持つ大型施設で、ドーム設計から施工、システム機器・音響機器の納入までを担当した。

「ジェミニスター3」は、本物に近い美しい星空と、コンピュータグラフィックス(CG)映像の迫力ある全天周宇宙映像の両方を一度に投映できるのが特長。同システムの韓国内への導入は初めて。

同社の広報担当者はNNAの取材に対し、「国立果川科学館が目指す『韓国の科学技術力』を象徴するランドマークとして、青少年の科学技術に対する興味や関心を高め、未来の科学者の夢を培う取り組みの一助となることを期待している」と語った。

国立果川科学館は、今月14日に開館。敷地面積は24万4,000平方メートル、総床面積は4万9,000平方メートル。最新のテクノロジーから基礎研究、自然史、宇宙航空技術など幅広い分野の展示が行われている。

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