第2ロッテワールド、早ければ来年初めに着工

政府が第2ロッテワールド新築許可を積極的に検討しているなか、ロッテグループは18日、政府当局の許可が加速化すれば、早ければ来年初めにも着工できるとの見通しを示した。ロッテは政府と軍当局との協議を経て建築物の高さ制限を最大限に緩和し、当初計画していた112階建てをさらに超える130階建て超高層ビルを建設し、ソウル最大のランドマーク兼観光名所とする計画だ。
ロッテグループは、ソウル市松坡区新川洞一帯に1兆7000億ウォン(約1555億円)を投じて8万7182平方メートルの敷地を準備、述べ面積60万7849平方メートル規模に百貨店とショッピングモール、112階建て以上の超高層ビルで構成された複合施設「第2ロッテワールド」の建設を進めている。このうち地下5階、地上5~11階と低階に位置する百貨店やショッピングモールなどについてはすでに4月末、ソウル市建築委員会を条件付きで通過した。ロッテは、これらを含めた開発計画案は90%ほどが審議を通過し議決など簡単な手順を残すのみで、政府の最終承認が出れば着工までに長い時間はかからないとしている。

第2ロッテワールドは、ショッピング施設にシネマコンプレックスやテーマカフェなど娯楽施設を備えた複合空間と、高級ホテルやフィットネスクラブ、免税店などを備える計画だ。完工すれば訪問する外国人観光客は年間150万人余り、年間の外貨収入は2億ドル以上と、ロッテ側は見込む。また、建設工事には延べ約250万人を雇用、完工後も常時雇用者は2万3000人余りに達する見通しで、国内経済の活性化にも寄与するものと期待している。

9/19 YONHAP NEWS

求人・就職