外交通商部の柳明桓(ユ・ミョンファン)長官は24日、北朝鮮が寧辺核施設の再稼動方針を通告したことに関連し「北朝鮮がこれ以上状況を悪化させることがないよう、多角的にメッセージを送っている」と明らかにした。国連総会のため訪米中の柳長官は同日、ワシントンを訪問後に特派員懇談会を開き、最近の北朝鮮事態について韓国をはじめ米国、中国などが緊密に協議しているとした上で、このように述べた。
対北朝鮮重油提供の中断の可能性については、寧辺核施設の無能力化とエネルギー支援は「行動対行動」に基づくものだということを北朝鮮も理解しているとした。「現状以上のアクションを取れば、こちら側がどのように出るか北朝鮮も分かっており、そうなれば『このように対応する』と明らかにする必要もない」と答えた。この発言は、北朝鮮を除く6カ国協議参加国は当面、重油支援を中断しないが、北朝鮮が事態を悪化させる追加措置を取る場合は、中断の可能性もあることを示唆したものとみられる。
9/25 YONHAP NEWS