世界の液晶テレビ、5台に1台がサムスン電子製

第2四半期に世界で販売された液晶テレビの5台に1台がサムスン電子の製品だった。
市場調査会社ディスプレーサーチがこのほど発表した第2四半期の液晶テレビのメーカー別シェア現況によると、サムスン電子が483万7000台を売り上げて20.4%でシェアトップに立ち、次いでソニーが306万9000台で13.0%、LG電子が235万7000台で10.0%と集計された。さらにフィリップス、シャープと続く。サムスン電子とLG電子を合わせたシェアは30.4%に達し、世界の液晶テレビは約3分の1が韓国製となる。

サムスン電子は2006年第3四半期から8四半期連続でシェア首位を守っており、特に第2四半期は液晶テレビ業界で初めて販売数量ベースのシェアを20%台に乗せた。また、販売数は昨年第4四半期の494万7000台に次ぐ台数を記録し、2位のソニーとはシェアの開きが前四半期の6.4ポイントから7.4ポイントに広がった。販売額では液晶テレビ市場で過去最高の46億ドルを計上し、シェアも前四半期の22.2%から23.9%に上がった。販売額ベースのシェアはサムスン電子の後にソニー17.0%、LG電子9.6%、シャープ9.2%、フィリプス8.8%と続く。サムスン電子の販売好調は、フルHDの「クリスタルローズ」が高額プレミアム製品にもかかわらず50万台を売り上げたことが大きいと分析される。

これでサムスン電子は、第2四半期のテレビ市場全体でも販売台数シェアが17.4%と8四半期連続トップ、販売額シェアは22.8%で10四半期連続トップをそれぞれ達成した。LG電子はシェア13.3%で、両社合計では30.7%となる。

8/19 YONHAP NEWS

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