韓国電力公社は23日、中国・内モンゴル自治区と甘粛省に風力発電団地を追加建設することを大唐集団公司と決定したと明らかにした。
韓国電力は、甘粛省第2段階(4万9500キロワット)、内モンゴル第3段階(5万キロワット)風力プロジェクトに追加投資する。同社はこれで、中国だけで51万7800キロワットの風力発電設備要領を保有することになった。事業費は総額1億5000万ドルで、このうち1億ドルは中国現地または海外から借入調達する予定だ。韓国電力は納入資本金の約40%に当たる2000万ドルを出資し、向こう20年間にわたり発電所運営にかかわる。
また、この増設事業はクリーン開発メカニズム(CDM)事業と並行して進める計画だ。既存のCDM事業収益を含め、中国内風力発電事業だけで年間616万ドルのCDM収益が期待できるとしている。
内モンゴル自治区と甘粛省は、中国の中核風力資源基地。韓国電力は2005年に甘粛省風力発電事業(4万9300キロワット)を、2006年に内モンゴル風力発電事業(13万9400キロワット)を追加開発し、両地域に進出した。昨年は内モンゴル地域に第2段階風力発電団地(22万9600キロワット)を増設し、中国内最大の外国風力発電事業者に浮上した。
7/23 YONHAP NEWS